皆さん、こんにちは。アシスタントアドバイザーの永岡です。
唐突ですが、平成最後の夏に私は19歳をむかえます。
19歳と聞いて、わざわざ「むかえます」と大袈裟な言い方をするほどのことだろうかと思う方もいると思います。確かに19歳の自分は成人に限りなく近いですが未成年であるし、自動車の運転免許は取得できるが飲酒はできません。ぴったり〇〇なことが無い。なんて中途半端な歳なのでしょうか。しかしこの期間を中途半端と捉えられる一方で、「成人への移行期間」「マージナルマンである期間」とも捉えることができます。つまり、いきなり成人になりあたふたするリスクを減らすための準備期間になるということです。
そこで、上記の「移行期間」「準備期間」を受験勉強の話にも移行して考えたく思います。自ずと「ぴったり〇〇なことは無い」ということが明るみに出るのではないでしょうか。例えばもうすぐ記述模試が控えており、皆さんそれぞれ目標点を設定されていることと思います。そしてその目標点にかける様々な思いがひしひしと伝わってきます。ところが模試を実際に受けた結果、その目標点にぴったり達することもあれば達しなかったということもあるでしょう。その時こそ、今回の結果をふまえて次回の結果を改善するための大切な「移行期間」が与えられていると考えなおしていただきたいのです。(cf:『元気の源記』に挙げた、「守拙」の考え方。)判定や点数が、そして期待していた結果にぴったり到達できなかったことが至上気になることは否めませんが、同時に「ここは前回の反省が効を奏した所だ」といった些細なものでもいいのでプラスな点を見つけ、その分自分を褒めてあげて下さい。それが、厳しい「移行期間」をできるだけ楽しく過ごすためのモチベーションとなり得るのではないでしょうか。
私もこのブログという媒体を、受験勉強に励む皆さんの気持ちに寄り添うために、重ねて私の気持ちを移行させていただける機会であると捉え、皆さんとのコミュニケーションや勉強内容への随想について、日々努力していきたいと思います。
最後にもう一度皆さんに問いかけます。
ー平成最後の夏、何をしますか。ー